卒業生の声

DOGLYドッグトレーナースクールを卒業した生徒さんの声を対談形式でお送りいたします。

足立区在住
伊藤 千草さん

伊藤さんはスクールに通われる前に、母体のトレーニング施設であるDOGLYのグループレッスンを受講されていましたね。まず、グループレッスンに通おうと考えたきっかけはなんですか?

現在、ダックスを5頭飼っているのですが、家にいる犬たちが、インターホンの音などをはじめ、よく吠えてしまうんです。これは何とかしなければ、と思い、代表でレオンと一緒にしつけ教室に通うことにしました。

実際にDOGLYのグループレッスンで褒めてしつける方法を学んでみて感じたことはありますか?

褒めてしつける方法だと、犬がとても楽しみにしてくれるようになりました。指示を聞いたり、トレーニングすることが楽しいといった感じですね。そんな姿を見ていて、飼い主の方も犬といい関係になれたと思います。

レオン君も楽しいし、それを見ている伊藤さんも嬉しくなるといった感じですよね。

そうですね、お互いにストレスを感じずにできるのが良かったと思います。

その後、スクールコースに進まれたのはどうしてですか?

褒めてしつける方法をもう少し勉強してみたかったのと、スクールコースには講義で犬の行動学についての授業内容もあると聞いたので、もっと犬のことを知りたいと思って興味を持ちました。

DOGLYのグループレッスンでは、座学のお勉強のようなスタイルは、初回のオリエンテーションの時間だけで、あとは愛犬のハンドリングの実技になりますからね。実際にスクールでの授業で印象に残っていることや、グループレッスンとは違うと感じた点はありますか?

犬がどうしてその行動をするのか、という理論的な部分を勉強することができたので、たとえば吠えたり、人が困るような行動もあたりまえの行動だということが理解できましたし、そのことを踏まえて、どのように問題行動にアプローチするのがいいのか、その子の個性にあわせて考えることができるようになりました。

なるほど。飼い主さんの考え方が変わることによって、問題行動への気持ちの持ちようもずいぶん変わったようですね。ただハンドリングだけを勉強するのでは、犬の気持ちを理解することはできなかったかもしれませんね。
実際、レオンくんの「吠え」はグループレッスンやスクールでお勉強されてから改善されましたか?

まだ何かに反応して吠えるということはありますが、こちらも吠えた時にどうしたらいいかを勉強して、私の方の対処が身についてきたことで、吠える時間を短くすることができるようになりました。吠える前から、吠えそうだなとわかるときには、事前に声をかけることで吠えにくくなりましたね。

完全に吠えなくすることは難しいですが、飼い主さんが学ぶことでだいぶ改善されましたね。他にスクールの授業で印象に残っているもの、良かった点などありますか?

たくさんのワンちゃんで実習ができたところですね。うちは5頭ダックスがいるので、レオンで教わったことを同じように他の犬たちにも教えてきました。教わった方法でみんなできるようになりましたが、時間がかかる子もいれば、すぐにできてしまう子もいたりと、家の犬たちだけでもそれぞれ違うなぁと感じていましたが、他の犬種のワンちゃんを授業や実習で扱ったりすると、同じ方法ではうまくいかないこともあったりしてやっぱり全然違ったので、とても勉強になりました。

マリコちゃんは、スクールでお勉強している期間に新たに産まれて家族になった子ですが、マリコちゃんのしつけに関して、スクールで学んだことをどのように活かしましたか?

早いうちから犬のようちえんに通わせるようにしました。これまでの子は家の中だけで育ってきたところがあって、4頭で群れになってしまっていて、1頭だけで何か経験させる機会がありませんでしたが、マリコに関してはいろいろなことを経験させることも必要かなと思って。あと、スクールの授業の中で、子犬のハンドリングや社会化についての授業があったので、そこでやったことをパピーの早いうちからできるだけやるようにしました。

今後、やりたいことや目標などはありますか?

褒めるしつけを周りの飼い主さん達にも広めていけるように、さらにスキルアップしていきたいと思っています。そして、かつて自分がそうだったように、愛犬との関係やしつけなどで悩んでいる飼い主さんの役に立てれば嬉しいです。また、飼育放棄されてしまう犬を無くすためにも、人と犬との良い関係づくりのお手伝いができればよいと思っています。それから、K9ゲームなど、愛犬と一緒に楽しめることにも挑戦してみたいですね。

とても素晴らしい目標ですね。スクールを受講していただいて、伊藤さんのような飼い主さんが増えることを私たちも願っています。では最後に、これからスクールの入学を考えている方に何かメッセージをお願いします。

犬のことを勉強して知ることができると、犬に向き合う自分も変われるので、愛犬との関係性が深まります。勉強をすればするほど、信頼関係が深まるので、スクールで学ぶことで、愛犬との絆を深めることができると思いますよ。


さいたま市在住
小林 誠さん

犬のトレーニングの勉強をしようと思ったきっかけは?

昔から犬が好きだから。飼っていたワンちゃんが死んでしまったが、犬とかかわりたいと思ったから。

犬が好きだから、自分で勉強してみたいと思ったわけですね。

そうだね。小さいころから犬は飼ってきたけれど、訓練の仕方なんかも自己流だったから。

小林さんはこれまでにもいろいろな犬種を飼ってこられたのですよね。

最近まで飼っていたポメラニアン以外にも、小さなころから秋田犬だとか柴犬だとか雑種の犬とか・・・もう何十年も前のしつけを自己流でやってきたから、現在のトレーニングはどんな方法なのか学んでみたいと思って、スクールに入った。

実際にスクールを受講されてみての良かった点などはどんなところですか?

やっぱり、犬の本質をしっかり勉強させてもらって、その上で犬の扱い方を実際に実技で勉強できたのがよかったね。いろいろな犬で実習できたから、自分がこれまで飼ってきた犬たちとはまた違うなぁと思ったね。

小林さんはスクール受講中だけでなく、卒業後の現在も実習にもたくさん来てくださっていますが、これまで印象に残った犬種などはありますか?

どれがってことはないけど、実習では本当にたくさんの犬たちに触れ合うことができるからとても楽しいです。こんな機会ないから、犬好きにはもってこいだね!
ここに来ると、たくさんの犬たちに触れ合えて本当に幸せです。ペットショップにいっても、ショーケースで子犬を見ているか、よくて少し抱っこできるくらいですが、ここでは大好きな犬にたくさん触れあうことができます。本当にありがたいことです。

実習してもらうワンちゃんたちは、普段は女性のトレーナースタッフとばかり接しているので、なかなか男性と触れ合う機会がないので、犬たちにもとてもいい経験になっています。いつもありがとうございます。

実習にくると、現場で働いるスタッフさんの姿を間近でみることができるけど、スタッフさんたちは本当に犬の好きな人たちの集団だということがわかりました。
普通のペットショップなんかの店員は、商売でやっているという感じだけど、ここの人たちは犬に命を懸けている感じがします。いや~、本当に素晴らしい。大変でしょうけどね。

大切なワンちゃんの命を預かっていますからね。実習ではそういった現場スタッフのことも分かるところが、よかったということですね。

そうですね。若いスタッフでも責任をもたせて仕事を任せているのが良いと思います。スクールの学長でDOGLYの代表でもある荒井先生の経営手腕もなかなかですね。

荒井に伝えておきます(笑)小林さんはこれまでの生徒さんの中でも、特に熱心に実習に来てくださっています。他の人には吠えてしまうけど、小林さんには吠えないようなワンちゃんもいますよね。スクールを卒業して、ここが上手くできるようになったと思うことはありますか?

犬との接し方が変わりましたよね。うまくできるようになった。以前は、「犬は人間に従うべきものだ」と思って接していましたから。今は「褒めてしつける」というのが主流になっているでしょ。やっぱり、スクールで褒めるしつけについて学べたことは良かったと思いますね。厳しくやるしつけより、褒めるしつけの方が楽しいしね、犬も人もお互いに。

「犬も人も楽しい」。それが一番ですよね!厳しいしつけと褒めるしつけ、どちらも経験された上で、褒めるしつけが楽しいと実感していただけて何よりです!
接している犬たちを見ていると、小林さんは犬に好かれることが多いなぁと感じます。

やっぱり自分が変わったことが大きいと思います。それが犬たちにも伝わってるんじゃないかなぁ。娘にも変わったと言われますよ。

それは良かったですね。今後、興味があることなどはありますか?

最近まで飼っていた犬を亡くして、とても悲しい思いをしたし、今も寂しいと思っています。今度、ペットロスのセミナーに参加します。ペットロスには、新しい犬を飼うことが一番だと思いますが、私はもう68歳ですから、最後まで責任をもって飼えるかどうか分からない。飼い主に何かあった時に、自分の愛犬の面倒をみてくれるペット信託のようなサービスの分野が発展することを願っています。

現在、犬を飼っている人は本当に多いですし、みなさん家族のように大事にされていますから、そういったサービスは本当に重要になってきますよね。
最後に、これからスクールの入学を検討している方にメッセージをお願いします。

犬の業界はこれからも需要のある産業だと思います。犬を飼ったらしっかりと教育を受けるシステムを作るようにしたら、しつけの需要や普及も進むと思う。
犬も長生きをするようになって、高齢者が老犬の世話をすることも多くあるだろうから、老犬介護やペット信託などはもっと需要が高まると思います。
スクールで、まずはしつけの勉強を入り口として、いろいろな分野で活躍できる若い人が増えてくれるといいですね。私のような高齢者でも安心して犬が飼えるように、期待しています。

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